「中華オタ」の推し活記録

中国のオタクとコンテンツを追いかける沼

2023年に中国でヒットした映画の5大傾向

猫眼の「2023年中国映画市場データ」には、最後に玖久咨询(JIUJIU)とのコラボによる2023年中国映画のヒットのキーワードが5つ挙げられていました。

なるほどと思う点も多く。

 

1. ルールに基づいたミステリー

  “生活場面”や“日常のルール”を壊す行動

  ヒット作『揚名立万』や『河辺的錯誤』など

2.新たな女性像

 主導的な地位。より多面的で複雑で深い女性像。

  ヒット作『消失的她』、『バービー』など

3.はみだした人生

 決まったレールからはずれて、より広い視野で生活を見直す。

 失敗も経験。

  ヒット作『年会不能停』、『去有風的地方』など

4.複雑でからまった人間関係

 異なる角度から、多元的な愛を模索する。ジェンダーレスな視点も。

  ヒット作『燃冬』、『堅如盤石』など

5.名作の新たなリメイク

 古典の名作の人物を現代的な感覚で再発掘。

 アニメやCGを多用した作品でヒットが誕生。

  ヒット作『長安三万里』、『封神第一部』など

 

(上記は、玖久咨询(JIUJIU)×猫眼研究院の発表した内容に基づいています)

 

興行収入的にヒットするのはやはり1の事件物(ミステリー)ですが、ちょっと食傷気味の感もあり。

5.の名作リメイクも興行的に外れにくいですね。

4.の人間関係の複雑性から生まれた映画として挙がっていた『燃冬』や『堅如盤石』は面白かったので、このあたりに今年も期待です。

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