映画『紅毯先生』、人気コメディ監督の寧浩と、アンディ・ラウが初めてタッグを組むとのことで予告から楽しみにしてたんですけどね。
口コミの点数が8点台と低めだし、そもそも上映館が少なすぎる!と思っていたところでしたが、映画興行収入も伸び悩んでいましたね。
春節期間の映画興行収入は、第一位が日本映画『百円の恋』のリメイク『热辣滚烫』が26億元を突破。
韓寒監督の『飛馳人生2』(面白かったです。映画レビューは近々)も23億元突破。
3位はまさかの国産映画の人気シリーズ『熊出没』の最新作、4位が張芸謀の最新作で、ここまでは10億元超えの大ヒットです。
そして『红毯先生』は、公開1週間で1億元にも届かず、まさかの第6位です。
そして昨晩(2月16日)、公式微博にて、突然の春節映画枠からの撤退宣言。
また時期を改めて上映します、と。
こんなパターンは初めてかも。すでに上映してしばらくたつのに…
それにしても、院線(映画館の系列)の上映スケジュール組があからさますぎます。
近くの映画館で春節の連休最後の今日(2/17)は『紅毯先生』は上映ゼロ回、明日(2/18日曜日ですが、中国的には振替出勤の日)にやっと昼間に1回だけです。
それに対して、明日の『热辣滚烫』の上映は13回、『飛馳人生2』の上映は16回とあからさますぎる…
そりゃあ興行収入ものびないし、配給側も匙を投げて別な時期に出直すといいたくなるのもわかります。
例えば、近所の映画館で明日の『飛馳人生2』の上映は、こんな感じで夜まで16回かかるという… シネコンで同じものばっかりかけるのやめてほしい。
1日に5~6回もかければ、選択肢的には十分だと思うんですよね。
残りのリソースは他の映画に回してくれと。
さて、酷評されてる実際の映画はどんな感じなのか、明日近所で唯一の上映回に行ってみようと思います~