「中華オタ」の推し活記録

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北京イベントレポート:第11回動漫北京(IDO暑假狂欢节)

久しぶりに北京に来ています。

夏休みにはアニメイベントが中国各地で色々開催されますが、今回は北京市文化和旅遊局が主催で、北京動漫遊戯協会が実行という少しかため?のイベントに参加。

 

第11回動漫北京

場所:北京·北人亦創国際会展中心

2024年8月2日~4日

チケットは、超早売りが70元、前売りが85元、当日券が95元、プレゼント付VIPチケットが150元。


入り口でイベントのパンフレットやポストカードをもらいました。

コスプレに強いイベント「IDO」の名前があり、検索してみたらコスプレーヤーさんたちの間ではこのイベントは「IDO暑假狂欢节」(IDOの夏休みverみたいな感じ?)と認識されているようでした。

そのため中国のSNSでは「動漫北京」としてのつぶやきはほとんど見かけず。

 

会場全体はこんな感じでした

youtube.com

会場図を見ると、展示ブースは大小合わせて50ほど?

更衣室や広い写真撮影スペースなどコスプレケアはしっかり。

ゲストにコスプレーヤーのほか、AKBの上海グループ、AKB48 TeamSHも。

私が行った初日にはステージで開幕イベントが行われていました。

会場の雰囲気とか進行が北京っぽい感じ。

 

日本の作品ブースが色々ですが…

イベント紹介でもたくさん日本のアニメ作品の名前が並んでいたのですが、会場をのぞいてみるとこんな感じでした…。

youtube.com

アニメ作品の大型パネルの前の前で、輪投げやサイコロなどのゲームコーナー。

ゲームをクリアするとポストカードやシールなどがもらえるというシステム。

(ブースによってはゲームなしでもらえたところもあり)

その周りにキャラクターの立て看板がいくつか。

これが今回のイベント展示の基本フォーマットのようでした。ふむ。

 

↑ポケモン ↓呪術廻戦

 

ハイキュー‼のブース。

ボールを落とさずに10回トスできればクリアだそう。

 

SPY×FAMILYブースではカップゲーム。(ピンポン球を入れる)

あの手この手のアナログゲームが続きます。

 

現在、中国で劇場版が公開中の『藍色禁区』(ブルーロック)

(2024年7月26日から中国公開)

専用エリアがあるとイベント紹介では書いてありましたが、基本は同じトーン。

ブースサイズは大きめでした…。

ポスター1枚か、ハガキ3枚が、ゲームなしにもらえてしまいました。

印刷のクオリティー高し。

映画、中国でヒットしますように!

 

中国の劇場でリバイバル上映中の『你的名字。』(君の名は。)のブース。

短冊に願いことを書いてSNSで発信すると、ポストカードやシールがもらえるという仕組み。

ここで初めてSNSで発信したら、との指定が入りましたが、SNSの媒体やタグ付けの指定は一切なし。いまどきない自由な感じ。

桜の木に願い事が日本っぽい?

 

こちらも中国でリバイバル上映中のスラムダンク『THE FIRST SLAM DUNK』。

パネルの前で、バスケゲームが…。これはスピンアウトの作品とは別物?

でもバスケゲームに関係なく、ポストカードをもらえました。ゲームの意味は?

 

ワンピースではサイコロゲーム。

2回のうち、4(もしくは足して4の倍数?)が出たら当たりだそう。

ウルトラマンも。

 

女子競輪をテーマとした日本アニメ『リンカイ!』のブースも!

担当者の方が作品紹介もされていました。

中国で配信されるかな。

 

↓ぐるっと回っての戦利品はこんな感じ。

 

著作権交渉エリアがあり、チラシが置いてありましたが…



書籍やグッズ販売ブースも

正規グッズや書籍を販売するブースもいくつか出展がありました。

安定の「天聞角川」ブース。

天聞角川ブースに出会うと、安心しますね。

天聞角川の公式アカウントでの情報を見たら、8月だけで中国で14以上の出展があるよう。(上海書展にも!)

北京ではほかにも「夢次元動漫遊戯嘉年華」(8月10日~11日)に出展するそう。

さすがです!

人気の漫画やラノベ、画集などの書籍の中国語版が充実。

 

BUSHIROADブース↓

 

中信書店」の漫画コーナーはなかなかの充実ぶりでした。

スキップとローファー』推し、いいですね!

 

北京野生動物園のテーマ郵便局ブース。

なごみ系

 

↓カピバラ人気ですが、とりあえず転がされてる感じ… ごろん

 

会場にはコスプレ&ダンスコーナー

↓自由舞区(フリーダンスエリア)

メイクしてくれるブースもありました↓ 舞力全開

 

今回、北京的だなあと思った一つがひろーいコスプレ撮影エリア。

古い工場をリノベーションした会場だったのですが、1階、2階両方に撮影エリアが設けられていて、このスペースの使い方は贅沢だなあと。

みなさん、本格照明機材を持ち込んで撮影開始。

クーラーも効いている空間でなかなか快適です。

 

初日から、コスプレーヤーさんがよく集まってきているなあという印象。

コスプレで来ている人は割引価格のチケットがあったよう。

 

男性コスも気合が入っています。

 

↓けがをしているわけではなく…

↓顔バレしないこのタイプ、人気ですよね。

 お母さんと一緒に会場に来てて、中は中学生?かなあ。

 ちょっと照れながらのポーズが初々しく。

↓ハイキュー‼の後ろ姿

 

それにしても、事前にはSNSで「動漫北京」では情報がなかなか出てこないなと思ったら、コスプレ界隈では「IDO」のイベントとして認知されていたよう。

「IDO暑假狂欢节」として提携していたのかな。

 

IDOの微博では、第11回動漫北京を見に行くグループがすでに15も定員いっぱいになっていました。

500人×15だと、かなりの動員数です。

 

撮影コーナーには、コスプレサークルの新メンバー募集の立て看板があるところも。

つながりでの展開は大切だなあと。

 

↓会場の片隅には、コスプレコンテストの展示もありました。

こんなコンテストもしてたんですね。

 

気合の入った痛車展示コーナー

主催者の中に、好きな人がいるのかな?

アーニャも。

 

アニメイベントって色々な形があるなあと、しみじみ感じ入った北京の夏休みでした。