中国では、清明節の3連休の中日です。
4月3日から公開された宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』を、ファンと一緒に見る貸し切り上映会で見てきました。
(猫眼電影より)
中国での公開1日目で、すでに興行収入1億元を突破していましたが、公開3日目の終了段階で興行収入は4.25億元を突破。
宮崎駿監督の「告別作」(最後の長編作かもしれない)という話題性で、これまでにないスピードで興行収入がのびています。
清明節の連休にあわせて、いくつかの新作映画が公開されていますが、その中で興行収入はトップです。
中国語のタイトルは『你想活出怎么样的人生』
83歳の宮崎駿監督の「人生映画 告別の作」
SNSで集っていた「宮崎駿ファンの掲示板と、久石譲の音楽ファン」による「上海観影団」(ファンが会場貸し切りでの上映回)。
封切日の4月3日に続いて、今日が2回目。
事前に約200人強で満員になっていたようですが、みんな時間どおりに到着して、長蛇の列に。
到着順に座席を選んで、チケットと交換してもらいます。
そして、グッズをたくさんもらいました。
映画の上映価格で、いろいろついててお得だなあと。
(あ、ドリンクとポップコーンのセットも9.9元の割引価格で購入できました)
そしてファンの人たちと一緒に見れる一体感が、なによりいいですよね。
今日もらったグッズはこんな感じ。
カードの裏を返したら、わらわらだった!あれ、白くない子もいる。
グッズは少しずつ違って、他の人がアップしてた写真はこんな感じでした↓
上映会後は、感想のグルチャが立ち上がって、こちらも盛り上がっています。
みんなこれまでの宮崎作品もよく見ていますね。
上映会のあと、抽選会があり、3等賞でバッチをもらいました。
「さよなら、友達」
映画の詳細を語るのははばかられますが、内面世界の冒険というか、
内なる世界や死生観は、宮崎駿作品の集大成という感じがしました。
でも現実世界に戻ってきた時に、真人は、そして世界は何がどう変わったのか。
『千と千尋の神隠し』のような成長物語とは、また違う結末だった気がします。
そして、第二次世界大戦期の背景などを考えると、中国での劇場公開はよく許可が下りたなあとも。そしてここまでヒットしているのも。