森見登美彦の『夜は短し歩けよ乙女』が中国でミュージカル化され、
公演を見てきました!
フレッシュで、若さにあふれた明るく楽しい舞台でした。
そして原作愛にあふれているなあと。
公演は、上海市人民広場にある「人民大舞台」。
クラシックで歴史があります。
ポスターや立て看板のイラスト雰囲気がよくて、期待が高まります。
「今日卡司」(今日のキャスト)
メインの役は、ダブルキャストかトリプルキャスト体制。
別な組み合わせで見るという楽しみも広がりますね。
「像の尻を撫でるという出し物を体験」
グッズも充実!
ペンライトや扇子も。
あとでペンラインとの使いどころを知りました!
扇子は、同じものが詭弁踊りで登場!
あ!「詭」って書いてある
幻の「偽電気ブラン」が商品化されてました!
パッケージが乙女にかわいいですね。1本お買い上げ。
ミュージカル見たあと、めちゃめちゃお酒飲みたくなりました。
私が行った回の黒髪少女は、SNH48の黄恩茹ちゃん。
声もかわいいし、歌もうまいし、演技もできる。
中国のアイドル会には、生田絵梨花レベルがかなりいるとみました!
公式でカードをもらったほか、ファンが作った応援グッズもいただきました!
パンフレットも無料配布。
事務局長のポスターの裏は、歌詞カード(コールの合いの手入り練習用)でした。
配布物の充実ぶり!
楽しくていい曲だったけど、さすがに初めて聞いてコールまではできず。
リピーター観客が多いのも納得!
歌を知れば、より舞台が楽しめそうです。
舞台のセットや、衣装がとても雰囲気があってよかったです。
最初は4畳半からのスタート。
ここから一気に世界が広がりました。
舞台は、春夏と展開して、途中休憩15分をはさみ、秋冬へ。
気がつけば合計3時間くらいだったよう。
(楽しく盛りだくさんで、時間が吸い込まれたよう)
オープニングの春の夜、黒髪少女が一人お酒を飲めるバーを目指しててくてく歩くシーンで、舞台が回りだし、本当に楽しそうに木屋町から先斗町界隈を目指して歩く場面が雰囲気があって一気に引き込まれました。
その時の、自由自在にお酒を飲むっていう歌が、黄恩茹ちゃんの声にとても合っていて、うきうきと楽しい気持ちになり。
夏の古本市も、秋の学園祭も、最後の京都の上空中散歩もよかったなあ。
李白に登場シーンも派手な演出で、度肝を抜かれました。
こちらは舞台を反対周りに、列車をうまく活用。
李白のアンコールでの様子↓ リンゴがいっぱい
アンコールでの黒髪少女・黄恩茹ちゃんと学長
↑ ↑ 私が見た回の主役は、この2人でした。
これからきっと中国ツアーかな。
また上海に戻ってきたら、もう一度見に行きたいなと思いつつ。
なむなむ~
ミュージカル
『春宵苦短、少女前進吧!』(夜は短し歩けよ乙女)
原作:森見登美彦
2023年11月10日~26日 人民大舞台にて