今年も上海映画祭の季節がやってきました。
正式名称は「上海国際電影節」(Shanghai International Film Festival)
今年で第25回目を迎えます。
開催期間:2023年6月9日~6月18日
会場:上海市内の映画館(メイン会場は長寧区新華路160号にあるSFC上海影城)
指導単位:国家電影局、主催:中央広播電視台、上海市人民政府
昨年(2022年)はコロナ禍で2022年には開催されずに延期になっていましたが、今年は満を期してボリューミーに開催です。
25周年記念 上海映画祭2023の公式ポスター
中国映画はもちろんのこと、世界各国の新旧名作・話題作が10日間の間に一気に上映されます。普段は海外映画の上映は、年間の本数制限や上映審査も厳しいのですが、映画祭は特別枠。
今年の上映作品は、確認できる限りで400作品以上、上映回数は延べ1466回。
(まだこの後増える可能性もありとか)
日本映画も44作品ほど上映予定。(海外との合作映画を含む。様々な部門で上映されるのを手計算しているため誤差はあるかと思いますが、かなりのボリュームです)
上海映画祭の期間中に開催される「日本映画ウィーク」(今年は「地球村」のくくりですね)では、上田慎一郎監督の『ポプラン』など5作品を上映。
さらには伊丹十三監督特集では、『お葬式』、『マルタイの女』など5作品上映。中国の映画館では初めての上映のはずです。
さらにアニメ映画では『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』などのほか、東映アニメ映画特集も。
国際短編アニメセレクションや、中国の国産アニメ映画もラインナップに入っていますね。
6月9日の開幕を前に、6月2日12時にチケットが発売になりました。
この争奪戦がすごかった。
上海市政府の発表で、発売1時間で30万枚をネット販売したと発表がありました。
このチケット購入の話は、また。
予定通りとはいかなかったけれど、しっかり確保しました。